weara開発中止。企画4年、発表2年、品質満たさず結果無念 すまほん!!

weara開発中止。企画4年、発表2年、品質満たさず結果無念 すまほん!!

2019年10月 発表会にて筆者撮影

 トリニティ株式会社は、ウェアラブル端末wearaの開発中止を発表しました。

weara開発中止。企画4年、発表2年、品質満たさず結果無念 すまほん!!

 企画から4年、正式発表から2年以上の製品でありながら、発表後COVID-19感染拡大があり遅延が生じ、ここにきて開発中止の決断がくだされたことになります。

 開発中止の理由として、ハードウェア、ファームウェア、アプリ、クラウドシステムの開発に失敗したことを挙げています。

 wearaの開発委託先は台湾や大陸の会社。1社目は倒産、2社目は財務と技術に問題、3社目でも結果としては製品化できなかったとのこと。

 星川代表の製品への強いこだわり、高い要求品質を満たせなかった事情が伺えます。やはり一度発表まではこぎつけた製品だけに、残念な結果に終わってしまいました。次こそはこだわりと製品化の折衷に期待したいところです。

 トリニティはWindows 10 Mobile搭載スマートフォンNuAns NEOや、公開市場向けSIMフリーモデルで弱小企業でもFeliCa搭載を実現できることを示したNuAns NEO[Reloaded]を発売した実績があります。