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エンガジェット日本版 ワコムがスマホ連携できる液タブ「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」を発表

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ワコムの液晶ペンタブレットがついにAndroidもサポートするようになりました。ワコムが7日発表した「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」は、ワコムの描画技術をサポートした一部のAndroidスマホで利用できます。「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」は、同社の液晶ペンタブレットのエントリーモデルに相当し、税込4万2900円と従来モデルより安価になっています。発売は1月16日の予定です。

Wacom Oneでは他のPCやタブレットにも採用されている電磁誘導方式(EMR)のペン技術が採用されています。すなわち、Galaxy NoteなどのAndroidスマホで使われているペン(スタイラス)など他社メーカーのペンも使えるようになっています。Galaxyシリーズ用には鉛筆に近いデザインの「STAEDTLER Noris digital」(国内未発売)といった形状のスタイラスも発売されており、そうしたサードパーティ製のペンとも互換性を持っています。

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なお、Wacom One 液晶ペンタブレット 13のAndroidスマートフォンでの対応については、厳しめの要件があり、対応機種が限られている点には注意が必要です。条件とは

加えて、Android OSのバージョンによっては動作しない場合があるとしています。ワコムでは、Galaxy Note/Sシリーズ5製品とファーウェイ製の3製品で動作を確認しているとのことです。【ワコムが動作確認済みのスマホ】

パソコンでは、WindowsとMacをサポートします。なお、製品購入の特典として、イラスト制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT PRO」の最大6カ月のライセンスと、ビデオ制作ソフトウェア「Adobe Premiere Rush」の2カ月ライセンスが付属します。このほか、細かいスペックとして画面サイズは13.3型で、フルHD解像度での表示が可能。筆圧検知は4096段階となっています。パソコン・スマホとの接続はUSB A端子とHDMI端子が一体化した専用ケーブルで行います。Androidスマホで利用する場合は、両端子をType-Cに変換するアダプター(別売)が必要となります。電源はACアダプター駆動ですが、専用のケーブルを使用すれば、モバイルバッテリーからの給電でも駆動します(ただし、モバイルバッテリーの動作にはワコムによる保証はありません)。ワコムの液晶付きペンタブレットとしてはお手頃な価格で(条件が厳しめとはいえ)Androidスマホでも使えるようになった「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」。ガッツリ描く人の出先用にも、Galaxy Noteシリーズの拡張ディスプレイにも、仕事のメモ書き用デバイスとしても重宝しそうな存在となっています。

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Source: ワコム