Apple Watchはもはやスマートウォッチの代名詞といっても過言ではありませんが、iPhoneユーザーにしか使えないのが玉に瑕。AndroidにもWear OSデバイスがありますが、種類が多く、どれを選べばいいのか分からないというのか実情です。そしてもちろん、世の中にはApple WatchとWear OS以外のスマートウォッチも数多く発売されています。そこでこの記事では、Wear OSに限らず比較的手頃に買えるスマートウォッチを紹介していきます。
実はiPhoneでも使えるGalaxy Watch Active2
Galaxy Watch Active2は、3万5718円で販売されています。すでにECGに対応した後継モデルのGalaxy Watch3がリリースされていますが、日本では利用出来ず、機能差はほとんどありません。物理的な回転ベゼルが必要かどうかで選んでもいいでしょう。バッテリー持ちはそれなりで、2日程度なら充電不要で使えます。心拍や睡眠計測はもちろん、ストレス計測や手洗いリマインダーも搭載。名称からGalaxy端末専用のイメージもありますが、他のAndroid端末やiPhoneでも利用可能です。
Galaxy Watch Active2(Amazon)
2週間のバッテリー持ち HUAWEI Watch GT2 Pro
HUAWEI Watch GT2 Proは、3万1800円で販売中です。ケース径が46mmとやや大型のスマートウォッチですが、通常使用で約14日間持つバッテリーが魅力的なデバイスです。出張や旅行先で充電しなくても済むのは楽そうです。また5分のワイヤレス充電で約10時間利用出来るという急速充電にも対応します。機能としてもいわゆるスマートウォッチ的な機能は一通り備えており、各種アクティビティの記録やスマートフォンからの通知の表示、心拍測定、睡眠測定などに対応。スキーやゴルフなどのアウトドアスポーツの計測機能も備えます。マイクとスピーカーを搭載しているので、スマートフォンへの着信に応答が可能。単体での音楽再生も行えます。
HUAWEI Watch GT2 Pro
Wear 4100搭載 TicWatch Pro 3
TicWatch Pro3は、3万5999円で販売中です。Qualcommのウェアラブル向け最新チップセットWear 4100を搭載するスマートウォッチです。1.4インチのAMOLEDとバックライト付きのTN液晶という2重ディスプレイになっており、普段はTN液晶で省電力に時計などを表示し、必要に応じてAMOLEDのフルカラー表示を使うという方法でバッテリー寿命を延ばします。そのバッテリー持ちは通常使用で最大72時間(3日間)、スマートフォンとは連携せず、時計表示と心拍測定、睡眠測定に特化したエッセンシャルモードなら最大45日間の利用が可能です。
TicWatch Pro3(Amazon)
Suicaも使えるGarmin vivoactive4
Garmin vivoactive4は、3万9800円で販売中。GarminはGPSウォッチの老舗だけに、マラソンなどスポーツ向けの印象が強いですが、スマートフォンと連携し、通知や着信を受けられるスマートウォッチを数多く発売しています。vivoactive4は、そんなGarminのGPSスマートウォッチの中では比較的安価なモデルです。GPSはもちろんのこと、心拍測定や睡眠計測、各種アクティビティの計測に対応するほか、なんと言ってもSuicaを使えるのが大きな特徴です。Apple Watchをうらやましく思っていたAndroidユーザーも時計を近づけての支払いが可能になります。
なお、Suica対応のGarminウォッチとしては、12月3日に2万4800円でVENU SQが発売予定です。
Garmin vivoactive4(Amazon)
睡眠時の皮膚温度を測れるFitbit Sense
Fitbit Senseは、2万7264円で販売中です。フィトネストラッカー大手Fitbitのスマートウォッチということで、全体的に機能はフィットネストラッカー寄りではありますが、マイクとスピーカーを搭載しており、ハンズフリーでスマートフォンの着信応答やボイスメールの送信も行えます。もちろん、心拍センサーとGPSも搭載しており、各種アクティ美の計測に対応します。特徴的な機能として、皮膚の電気活動を計測し、ストレス状態を把握することが可能。また、睡眠中の皮膚温度を測り体調の変化を可視化することもできます。バッテリー持ちは公称で6日以上。12分で1日分の充電が可能な急速充電に対応しています。
Fitbit Sense(Amazon)