サムスン電子は、MWC2015前日である1日夜(現地時間)に「SAMSUNG Galaxy UNPACKED 2015」と名付けられた製品発表会を開催。その中で同社のフラグシップモデル「GALAXY S6」を発表した。
手前がGALAXY S6 edgeで、奥がGALAXY S6
GALAXY S6の特徴は通常モデルのほか、サイドが湾曲ディスプレーになった「GALAXY S6 edge」の2モデルが登場した点。2モデル構成はGALAXY Note 4と同じだが、こちらのedgeモデルは両側が湾曲している。
主要なスペックを見ていくと、5.1型有機ELディスプレーはWQHD解像度に進化(1440×2560ドット)。特にedgeモデルはベゼルが2.9mmとさらなる狭額縁へと進化している。最大輝度は600cd/m2とさらに明るくなっている。
CPUにはサムスン製の64bit対応オクタコアCPU「Exynos 7」を採用。Exynos 7は14nmプロセス採用で省電力性能も向上しているとのこと。さらにメインメモリーにLPDDR4、ストレージにUFS規格のフラッシュメモリーを用いることで高性能になっているとする。
サイドから引き出すように情報を取り出せる
カメラもF値1.9の明るいレンズに加え、光学/電子式の手ブレ補正機能を搭載。さらにホーム画面から約0.7秒で起動するというカメラ機能の高速起動もアピールされている。
デザイン面では、Edgeモデルでサイドに金属、背面にガラスを用いるなど、高級感を追求。一方、GALAXYシリーズの特徴であった、ユーザーによるバッテリー交換は非対応となった。その代わりに急速充電機能がさらに進化し、80分で満充電が可能。さらに非接触充電機能にも対応し、Qiも利用できる。指紋認証機能は従来のスライド型からタッチ型に変更。「Samsung Pay」と呼ばれる決済機能も搭載した。
側面が湾曲していることで、縁が狭く見える
背面はガラス素材に
グローバルでは4月10日発売予定だが、日本での発売も当然期待できる。発表会および実機の詳細は後ほどお届けする。
GALAXY S6 edge | GALAXY S6 | GALAXY S5SC-04F(参考) | |
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ディスプレー | 5.1型有機EL | 5.1型有機EL | |
画面解像度 | 1440×2560ドット | 1080×1920ドット | |
サイズ | 約70.1×142.1×7mm | 約70.5×143.4×6.8mm | 約73×142×8.3mm |
重量 | 約132g | 約138g | 約147g |
CPU | Exynos 7 2.1GHz+1.5GHz(オクタコア) | Snapdragon 801 2.5GHz(クアッドコア) | |
メモリー | 3GB | 2GB | |
OS | Android 5.0 | Android 4.4 | |
バッテリー容量 | 2600mAh | 2550mAh | 2800mAh |
防水/防塵 | ×/× | ○/○ | |
カラバリ | White Pearl、Black Sapphire、Gold Platinum、Blue Topaz | White Pearl、Black Sapphire、Gold Platinum、Green Emerald | shimmey WHITE、charcoal BLACK、sweet PINK |