これは世界銀行が途上国のために取り組むプロジェクトへの支援を目的とした債権で、「極度の貧困撲滅」と「繁栄の共有促進」の実現を目指している。具体的には、栄養不良問題の解決といった開発途上国の持続的発展を目的とするあらゆる分野のプロジェクトに活用される。特に栄養不良の問題は世界的な課題となっており、妊産婦や乳幼児、そして経済的に窮する家庭などへの支援が急務である。こういった人々への保健・栄養・教育サービスの提供やその質を向上させる取り組みは、発育阻害の減少だけでなく将来の経済生産性の改善にもつながると期待されている。投資による手助け大樹生命保険株式会社が投資した世界銀行では、さまざまな支援プロジェクトに取り組んでいる。例えば、インドネシアに住む0から6歳の子どもの栄養状態改善を目的とした社会扶助改革プログラムや、グアテマラの2歳までの子どもを中心に生後1,000日間に必要な栄養改善サービスを通じて先住民の人々の発育阻害を減らすことを目的とした栄養と健康プロジェクトがそれにあたる。また、2021年12月に開催された日本政府が主催する国際会議「東京栄養サミット2021」においても世界銀行は参加機関の一つとして支援を表明している。大樹生命保険株式会社はこれまでもグリーンボンドやソーシャルボンド、ESG投信などへの投資を行ってきた。今後も引き続き環境・社会・ガバナンスの課題を考慮した資産運用を行うことで環境や地域、社会と共生と社会的価値の調和的な発展を目指していきたいとのこと。(画像は大樹生命保険株式会社ホームページより)▼外部リンク大樹生命保険株式会社ニュースリリースhttps://www.taiju-life.co.jp/●この記事に関連したニュースカテゴリ:その他(記事提供:スーパー・アカデミー)
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