9月9日にAmazonがリリースした『Fire TV Stick 4K Max』は、第6世代の新規格『Wi-Fi 6』に同シリーズで初対応。大きな話題となっています。
Amazonより
Fire TV Stick 4K Maxの購入を機会に、家のルーターをWi-Fi 6対応モデルに買い替えるという人も多いのでは。もし選び方がよく分からないという人は、『Fire TV Stick 4K Max』とWi-Fiルーターのセットを選択すると良いでしょう。価格も若干お安めに。
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Wi-Fi 5に採用されていたOFDM(11ac)では1通信1端末が基本となっていたので、複数の端末が同時にアクセスした時にタイムラグが生じていました。しかしWi-Fi 6ではOFDMA(11ax)という方式に切り替えられ、1通信で複数端末との同時通信が可能に。これにより通信効率が大幅に向上。
さらに端末に向けて集中的に電波を送る『MU-MIMO』がダウンロードとアップロードに両対応。最大接続台数も4台から8台へ増えました。周波数帯も2.4GHz、5GHzのデュアルバンド仕様に。柔軟かつバランスのとれた通信へと進化したのがWi-Fi 6です。
最大通信速度が6,900Mbpsから9,600Mbpsに上がっているので、『通信速度がちょっと速くなるだけ』という認識の人が多いかもしれないWi-Fi 5からWi-Fi 6へのアップデート。速度も勿論そうですが、複数台接続時の安定性向上の方が個人的には大きなメリットに感じます。
Wi-Fiに沢山の端末を接続している人は、通信環境をWi-Fi 6に移行する事で間違いなく大きな改善が得られるでしょう。
一部のスマートフォンもWi-Fi 6に対応しています。ただし最新モデル全てではありません。iPhoneはiPhone 11シリーズ、iPhone SE(第2世代)、iPhone 12シリーズが対応。
AndroidはGalaxy S20 5G、S21 5Gシリーズ、Xperia 1シリーズ、AQUOS R6といったハイエンドモデルが対象に。差別化を行う為、高額だからこそ便利に使える機能というのがしっかりと用意されているのです。
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しかしその差別化を無下にするミッドレンジが存在します。国内のミッドレンジで『Wi-Fi 6』をサポートするスマートフォンは9月10日時点でこの1台のみ。それが『Xiaomi Mi 11 Lite 5G』です。
Xiaomiより
Antutuのベンチマークスコアが『50万』を超えていたり、ハイエンドモデルに近いCPU処理能力を持っていたり、ディスプレイが有機ELで10億色表示に対応していたり。あらゆる面でミッドレンジの壁を超えているMi 11 Lite 5Gにまたも大きなストロングポイントが。10万円を超えるハイエンドモデルを買わなくても、Androidで『Wi-Fi 6』使えます。
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Xiaomi Mi 11 Lite 5Gに関するレビュー
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの主な仕様
Xiaomi Mi 11 Lite 5G | |
---|---|
Soc | Snapdragon 780G(5nm) |
容量 | 6GB/128GB |
電池 | 4,250mAh(最大33W急速充電) |
重量 | 159g |
画面 | |
カメラ | メインカメラ 超広角カメラ マクロカメラ フロントカメラ |
おサイフケータイ | 対応 |
防水防塵 | IP53 |
オーディオ | デュアルスピーカー |
SIM | nano SIM×2スロット |
OS | MIUI12(Android 11) |
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの対応周波数帯に関する情報
OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo
ワイモバイル、LINEMO
BIGLOBEモバイル、UQモバイル
楽天モバイル
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