ケータイからの乗り換えに?日本製で安心&簡単なau向けスマホ「GRATINA KYV48」を写真で紹介!外観や基本機能をチェック【レビュー】
2020年09月13日17:25 posted by memn0cklist
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au向け簡単&安心スマホ「GRATINA KYV48」をファーストインプレッション! |
KDDIおよび沖縄セルラー電話が携帯電話サービス「au」向けに新たに簡単・安心に使えるスマートフォン(スマホ)「GRATINA KYV48」(京セラ製)を9月4日に発売しました。価格(金額はすべて税込)は公式Webストア「au Online Shop」などの直営店で本体価格が29,920円となっており、かえトクプログラム適用時には残価が6,000円に設定されているため、実質負担額1,040円/月×23回(総額23,920円)から。またau Online Shopではお得割によって新規契約で16,500円、他社から乗り換え(MNP)で22,000円が割り引かれます。さらに60歳以上なら国内通話がお得に利用できる「新カケホ割60」の対象機種で、フィーチャーフォン(以下、ケータイ)を利用中の人がGRATINA KYV48に変更すると月額1,078円から使える「スマホスタートプラン」が提供されます。これまでauにてケータイ(フィーチャーフォン、従来型携帯電話)として定番かつ人気となっていた「GRATINA」シリーズが新たにスマホとして登場しました。今回はそんなGRATINA KYV48の外観や基本機能を写真やスクリーンショットを交えて紹介していきます。GRATINA KYV48の正面。ディスプレイの周りの縁(ベゼル)は各色ともブラックですが、ホワイトはその周りに若干白い部分が見えますGRATINA KYV48は企画から設計・開発・試験・製造・アフターサービスまで一貫して日本国内で実施している「JAPAN MADE(日本製)」の簡単・安心に使えるエントリースマホとしてケータイからスマホへの乗り換えを促進するために開発されたということです。ディスプレイは画面上部中央に比較的幅の広いノッチ(切り欠き)を配置したアスペクト比9:19の縦長な約5.8インチFHD+(1080×2280ドット)IPS-TFT液晶を搭載し、ノッチ部分には約800万画素CMOSフロントカメラや近接センサー、光センサー、通知用LEDなどが搭載されています。ノッチ部分には通知LEDも搭載。顔認証には非対応。京セラならではの防水・防塵・耐衝撃に加えて泡ハンドソープやアルコールでの手入れにも対応画面はAGC製強化ガラス「Dragontrail STAR」で覆われており、画面割れに強く、防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)、耐衝撃(MIL-STD-810H Method 516.8:Shock-Procedure Ⅳ準拠)に対応し、泡ハンドソープやアルコールを付けて拭くなどの手入れも可能なため、昨今のウイルス感染への予防対策もしやすくなっています。タッチ操作は以前の「らくらくスマートフォン」などのようにしっかりと押し込まないとタッチしたことにならないといったことはなく、いわゆる普通のスマホと同様に行います。また手袋や作業用グローブ、軍手などを着用したまま操作が可能な「グローブタッチ」や画面や手が濡れた状態でも操作できる「ウェットタッチ︎」に対応。ホーム画面は大きく押しやすいアイコンに加え、下部に連絡先を3つ登録できるショートカットボタンが配置されていますホーム画面は初期状態で右側にもう1枚あるだけ(画像=左)。また一部のアイコンはフォルダーとなっています(画像=右)>ホームアプリはデフォルトで設定されている「簡単ホーム」のみがプリインストールされており、大きなアイコンと下部に連絡先を3つ登録できるショートカットボタンが配置されており、ケータイのGRATINAシリーズにはなかったものの、既存の簡単ケータイ系のハードウェアキーに似た操作感となっています。また基本操作を参照できる「auかんたんガイド」機能の搭載しており、実際にスマホを手元で操作しながら各種機能を習得することができるほか、使い方を説明したDVDを製品に同梱していたり、データ移行の操作方法をWebで確認可能できたり、「困った」を解決するスマホの健康診断などに対応し、ケータイからの乗り換えで“スマホデビュー”をしやすくなっているということです。GRATINA KYV48を持ってみたところ。さすがに5.8インチサイズなので持ちやすい。なお、今回紹介しているホワイトの他に本体カラーはブラックがラインナップされていますなお、かんたんマニュアルやかんたん使い方DVDは同梱されているものの、ACアダプターやUSB Type-Cケーブル、イヤホン、microSDカード、ケース、画面保護フィルムは付属していないので、必要な場合は個別に購入する必要があります。このあたりはケータイからの移行を促すなら同梱していて欲しかったところ。サイズは約153×73×8.9mm(最厚部9.2mm)、質量は約151g。外観はとてもシンプルで、いわゆる“無印良品”的な飽きのこないデザインとなっており、一方で少し前のliteシリーズなどのエントリーモデルのようでもあります。GRATINA KYV48の背面。リアカメラや指紋センサーが配置され、中央に製品名の「GRATINA」がしっかりと記載されていますディスプレイ面は強化ガラスですが、背面パネルはポリカーボネート(PC)とポリメタクリル酸メチル(PMMC)の合成樹脂で、ツヤのある防汚ハードコートの表面処理がされていますが、指紋は目立たないように思われました。なお、側面フレームはアクリル系UV硬化塗装を施したグラスファイバー入りポリアミド(PA)樹脂で、背面にあるリアカメラと指紋センサーのリングのみアルミニウムが使われています。リアカメラと指紋センサー部分。リアカメラの右にはLEDフラッシュを搭載リアカメラの出っ張りはカメラリングが縁取りされている程度でほぼない。また前面も背面も最近では珍しいフラットなデザインとなっています背面のリアカメラは約1600万画素CMOSリアカメラで、AI(人工知能)が被写体のシーンを検出して撮影に適したモードを自動で選択してくれ、手ブレ補正機能でブレのないきれいな写真撮影のほか、「ぼかし」アイコンをタッチするだけで背景をぼかして被写体を際立たせる写真撮影に対応します。またGoogle レンズにも対応しているため、カメラをかざすだけで目の前の花の名前を調べたり、英語のメニューを翻訳したりすることが可能。カメラの画質はそれなりですが、背景ぼかしはシングルカメラながらしっかりとソフトウェアで処理してくれます。以下に何枚かGRATINA KYV48で撮影した写真を掲載しておきます。標準のカメラアプリのファインダー画面。ぼかしアイコンをタッチするだけで、背景をぼかした写真が撮影可能。通常はおまかせモードとなっていますカメラアプリの設定画面。初期状態では写真撮影は画面に合わせたアスペクト比18:9の1000万画素となってますが、最大サイズはアスペクト比4:3の1600万画素。動画は最大1080pまで屋外の晴天時における撮影。設定は撮影サイズを4:3の1600万画素にしているだけで、おまかせモードで撮影屋内の蛍光灯下での撮影。最近のカメラの良い機種に比べると、特にパプリカの赤い色が不自然な印象背景ぼかしモードで撮影。設定で4:3の1600万画素にしていたものの、背景ぼかしモードでは自動的に18:9の1000万画素に戻っていましたまた本体右上の角にストラップ穴を搭載しており、落下防止に役立ちます。生体認証は背面に指紋センサーを搭載。さらに本体右側面に搭載された電源キーの2度押しでお得で便利なスマホ決済アプリ「au PAY アプリ」がすぐに起動し、簡単にキャッシュレス体験を楽しめます。なお、電源キー2回押しはカメラやGoogleアシスタントに変更可能。主な仕様はMediaTek製チップセット(SoC)「Helio P35(MT6765)」(2.3GHz ARM Cortex-A53コア×4+1.8GHz ARM Cortex-A53コア×4のオクタコアCPU、PowerVR GE8320 GPU)および3GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大512GB)、3050mAhバッテリー、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子など。GRATINA KYV48の左右側面。右側面に電源キーと音量上下キー、左側面にnanoSIMカード(4FF)とmicroSDXCカードのカードスロットが配置され、さらに「KYOCERA」と型番「KYV48」が記載。また左上にストラップ穴が見えますGRATINA KYV48の上下側面。上側面に3.5mmイヤホンマイク端子とマイク、下側面にUSB Type-C端子と外部スピーカー、マイクが配置nanoSIMカード(4FF)とmicroSDカードのスロット。SIMピンを必要とせず、ひっかかりに爪などを引っ掛けて開けるタイプその他、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 5.0、FMラジオ、位置情報取得(A-GPSなど)、緊急速報メールに対応。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つのシングルSIMで、LTE Category 4をサポートしています。OSはAndroid 10をプリインストール。また通話が終わった時に直前の通話内容を丸ごと録音ができるようになっています(最大100件まで)。なお、プリインストールされているアプリのうちTwitterやradiko+FM、OfficeSuite、MusicFX、Facebook、Messenger、Instagram、Amazon ショッピング、サービスTOP、ニュースパス、au PAY、au PAY マーケット、迷惑メッセージ・電話ブロックあたりはアンインストールが可能。通知エリアの様子。ユーザーインターフェース(UI)は素のAndroidにかなり近いアプリ切替画面(画像=左)とロック画面(画像=右)設定の第1階層目は文字が大きく項目が少なくされた独自の画面となっています設定の第1階層目の項目を選ぶと、同様に文字が大きく項目が抑えられた画面が表示され(画像=左)、第1階層目の一番下にある「その他」を選ぶと、通常のAndroidの設定画面が表示されます(画像=右)内蔵ストレージは初期状態でおよそ14.48GB使われており、残りが約17.5GB。日本向けの認証(いわゆる「技適」)は電気通信事業法に基づく技術基準適合認証(T)が「ADF20-0129001」、電波法に基づく技術基準適合証明/工事設計認証(R)が「005-102414」文字入力は「iWnn」がプリインストールされており、文字種の切り替えがトグルになっておらず、左側に「数字」「英字」「かな」「カナ」「記号」と並んでいるのは初心者にもわかりやすそう。シニアなどに人気の歩数計アプリもプリインストールスマホの健康診断はきちんと機能すればかなり安心して使えるように思えましたベンチマークアプリ「Geekbench 5」と「3DMark」のSling Shot Extremeの結果。Singleで165、Multiで1005、OpenGL ES 3.1で440、Vulkanで611。同じHelio P35を搭載する「moto g8 power lite」と同程度。操作によっては若干ワンテンポ待たされるような操作感
機種名 | GRATINA KYV48 |
サイズ[高さ×幅×厚さ/㎜] | 約153×73×8.9mm(最厚部9.2mm) |
質量[g](電池含む) | 約151g |
OS | Android 10 |
ディスプレイ[サイズ、解像度(横×縦)、方式] | 約5.8インチIPS-TFT液晶Full HD+(1080×2280ドット) |
HDR表示 | ー |
SoC | Helio P35(MT6765) |
CPU | オクタコアCPU(2.3GHz×4+1.8GHz×4) |
内蔵メモリー(RAM) | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部ストレージ(最大対応容量) | microSD/microSDHC/microSDXCカード(512GB) |
リアカメラ[有効画素数/F値] | 約1600万画素 |
フロントカメラ[有効画素数/F値] | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 3050mAh(内蔵電池) |
連続待受時間(日本国内使用時) | 約560時間 |
連続通話時間(音声通話時/日本国内使用時) | 約1610分 |
電池持ち時間[4G(LTE・WiMAX 2+)] | 約115時間 |
充電時間 | TypeC 共通 ACアダプタ 01:約170分TypeC 共通 ACアダプタ 02:約170分 |
接続端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | ー |
最大通信速度(受信時/送信時) | 150Mbps/75Mbps |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | ○(Version 5.0) |
赤外線 | ー |
テザリング同時接続数 | 10台 |
防水・防塵 | ○/○ |
ワンセグ/フルセグ | ー/ー |
おサイフケータイ | ー |
生体認証 | ○(指紋) |
ハイレゾ | ― |
SIMカード | au Nano IC Card 04 |
本体カラー | ホワイト、ブラック |
メーカー | Kyocera |
記事執筆:memn0ck■関連リンク・エスマックス(S-MAX)・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter・S-MAX - Facebookページ・GRATINA 関連記事一覧 - S-MAXTweet
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