●同梱品をチェックまずは開封して同梱品をチェックしていく。個装箱個装箱裏面の記載内容本体および同梱品一式スタートガイドを開いたところ取扱説明書を開いたところ本体のほかに専用充電クレードル、USB Type-Cケーブル、スタートガイド、取扱説明書、ユーザー登録カード、ユーザー登録ハガキ用 個人情報保護シールが同梱している。インターネット上でユーザー登録をすることも可能なため、その場合はハガキを郵送する必要はない。スタートガイドには「初回の設定方法」と「利用方法」としてWi-Fiの設定方法が記載されている。取扱説明書は全30ページの冊子となっており、「はじめに」「準備する」「使いかた」「設定する」などの項目にわけられ詳細が説明されている。最近のスマートフォン(スマホ)やタブレットをはじめとしたデジタル製品は、こうした冊子タイプの取扱説明書を同梱することは少なくなったので逆に新鮮な気持ちなった。年配者の利用や医療現場、介護施設などでの利用が想定されるため、このような冊子の取扱説明書が同梱されているのだと思われる。●本体や充電クレードルをチェックそれでは次に、本体や充電クレードルなどハードウェアの仕様をチェックしていこう。タブレットmimiの本体正面タブレットmimiの本体背面背面のスタンドを立てた状態背面スタンドを使って本体を立てた状態本体正面に向かって左側面上部側面下部側面タブレットmimiの本体サイズは幅約230.8×高さ129.5×厚み10.45mm、重量は約445g、約8インチのタッチパネルを搭載し、5020mAhのリチウムイオン電池を内蔵している。本体正面はディスプレイのみで、横向き正面向かって左側面にUSB Type-C端子、上部側面には主電源ボタンと電源ランプ、下部にはクレードル接点を備える。また、背面にはスタンドを搭載しており、スタンド横のスタンドポップアップボタンを矢印の方向(右側)にスライドするとスタンドが起きる仕様になっている。余分なボタン類やセンサー類がなく、カメラも搭載されていないため、丸みは帯びているもののまさに「板」という印象が強いシンプルなデザインだ。専用充電クレードル正面専用充電クレードル底面専用充電クレードル背面タブレットmimi本体を専用充電クレードルに設置した状態タブレットmimi本体を専用充電クレードルに設置した状態の背面専用充電クレードルに搭載されているボタン同梱されている専用充電クレードルには、タブレットmimi本体を設置する溝部分に接点を、背面には充電用のUSB Type-C端子を備える。また、底面には滑り止めのラバーが4隅に取り付けられており、正面には大き目のボタンをひとつ搭載している。このボタンは、本体の主電源ボタンと同等の機能を持っており、短く押すと本体のスリープON/OFFを、長押しで電源操作ができる。●設定画面など各種操作方法ここからは、設定画面を中心に各種操作を解説していく。なお、タブレットmimiはAndroid 8.1(開発コード名:Oreo)をベースにカスタマイズされたOSを搭載している。画面左上に3本線メニュー(画像=左)、3本線メニューをタップすると「設定」と「ヘルプ」の表示(画像=右)ホーム画面を1度タップすると左上に3本線があらわれるのでそれをタップすると「設定」「ヘルプ」が選択できる。「ヘルプ」をタップするとネット接続してヘルプページが表示される。「設定」をタップすると設定の画面に推移する。「設定」画面トップの「一般」日本語と英語の言語設定が可能設定画面のトップとなる「一般」の画面では、「画面の明るさ」「文字の大きさ」「会話の言語」「会話の表示順」の設定ができる。画面の明るさと文字の大きさはゲージを左右に移動するだけで設定できる。会話の言語は「日本語」と表示されているところタップすると「日本語」「英語」が選択できる。この言語設定は翻訳機能ではなく、あくまでも日本語で話した言葉を日本語で表示するか、英語で話した言葉を英語で表示するかの選択となっている。日本語で話した言葉を英語で表示することはできないので、間違えないように注意しよう。会話の表示順は、新しい会話を下に表示するか、上に表示するかが選択できる。デフォルト(初期状態)では、新しい会話が下に表示されるようになっている。「利用状況」の画面「ソフトウェア更新」の画面「ソフトウェアの更新」では、アップデートがある場合は充電器を接続した状態で「アップデートする」をタップして最新の状態にする。環境やアップデート内容によって異なるが、今回アップデートした際は2分強で再起動まで完了したので、それほど時間はかからなかった。また、アップデート後の「ソフトウェアの更新」画面では「お使いのソフトウェア・ファームウェアは最新です。」と表示される。「情報」の画面「端末情報」の画面「利用規約・プライバシーポリシー」の画面「認証」の画面「ライセンス」の画面「情報」の画面では、「端末情報」「利用規約・プライバシーポリシー」「認証(技適マーク)」「ライセンス」をポップアップ表示で確認できる。「リセット」の画面「会話履歴の削除」の画面「端末を初期化する」の画面「リセット」では「会話履歴の削除」と「端末を初期化する」のふたつのリセットが可能。各項目をタップすると「削除しますか?」というポップアップが表示され、「会話履歴を削除する」もしくは「初期化する」をタップ。すると「本当に会話履歴を削除しますか?」もしくは「本当に初期化しますか?」と再確認のポップアップが表示されるので、再度「会話履歴を削除する」もしくは「初期化する」をタップするとリセットが実行される。初期化の際は、再起動するのでわかりやすいが、会話履歴の削除はとくに進行状況や完了のお知らせ表示もないのでいつ削除されたのがわからなかった。左上の矢印アイコンをタップしてホーム画面に戻れば会話の履歴が削除されているので確認はできるが「削除完了」くらいの表示はあってもいいかなと感じた。画面右上のアイコン表示「Wi-Fiの設定」でWi-FiがOFFの画面「Wi-Fiの設定」でWi-FiがONの画面「設定」の画面では右上に4GのアンテナピクトとWi-Fiの電波状態と電池残量のアイコンが並ぶ。Wi-Fiのアイコンをタップすると「Wi-Fiの設定」画面に推移してON/OFFの切り替えができる。ONにすると周囲のネットワークを表示するので、利用するSSIDをタップしてパスワードを入力して「接続済み」になれば4GからWi-Fiでの通信に切り替わる。Wi-Fiでの通信が有効な場合はWi-Fi通信が優先されるため、4Gのアンテナピクトと「モバイル」の表示はされているが「4G」の表示は消えており、実質4Gの通信はOFFの状態になっている。Wi-Fiでの通信が切断されるかWi-FiをOFFにすると4Gの通信が自動復帰する。実際に使ってみた感想としては、電源を押して起動するだけで利用できるのはシンプルだが、起動してから動作するまでにややタイムラグがあるため、最初のうちは迷ってしまった。回線の接続によるタイムラグもあるだろうが、1度設定画面に入った後にホーム画面に戻ってくると問題なく動作した。なお、スリープから復帰した際は問題なく動作していたのでとくに迷うことはなかった。実際に話してみると、ほぼ話しているペースで表示されていくのと、誤認識が少ない、さらにはひらがな、漢字、カタカナ、数字も使い分けて表示されていくのでなかなか感動するレベルだ。会話をするとなると、発音しにくい言葉でどうしても誤認識されてしまう場合に訂正する手段がなにかしらあればもっと通じやすくなるのではないかと感じた。最後に開封・製品の解説、各種設定やアップデート、Wi-Fiの接続、初期化などの操作をした動画を紹介するのでぜひ参考にして欲しい。Tablet mimi( タブレット ミミ ) ホワイト TBMJW | AIボイス 筆談機ソースネクスト記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)■関連リンク・エスマックス(S-MAX)・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter・S-MAX - Facebookページ・タブレットmimi 関連記事一覧 - S-MAX・AIボイス筆談機「タブレットmimi」Tweet
ソースネクストのAIボイス筆談機「タブレットmimi」を開封から各種設定、アップデート、初期化などほぼすべての操作を試してみた【レビュー】
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